先日誕生日だったのでプレゼントフォーミーという事でずっと憧れていたBuck フォールディングハンター110を買ってあげた(自分に)。何とも言えない重厚感と迫力。思ったより大きい。今ある折りたたみナイフの原点と呼ばれているが、長年変わらないデザインは説得力が強い。オピネルも好きなのだがBuck110の方が緊張感があるな。オピネルはデニムジャンパー、Buckはツイードのジャケットみたいな感じだろうか。
毎日肌身離さず持っていたいが日本には銃刀法という厳しい法律があるので必要な時だけ一緒にお出かけしよう。
研磨剤のカスがちょいちょい残ってる感じがmade in USAって感じでよろしい。次は国産のG.サカイあたりが欲しいな。
先日新人落語大賞を見た。江戸の落語をなるべく当時のままの雰囲気で噺すタイプの女性落語家がおられて、鯛の事を「てえ」と発音していたのだが、審査員の大御所の先輩から、そこは今の人たちでもわかりやすように「たい」でいいんじゃねぇかなあという指摘を受けていた。以前テレビで三遊亭幸楽師匠の高座を見たときには幸楽師匠も「てえ」と発音なさっていたので、大師匠の間でも賛否が分かれるところなのであろう。
ナイフの話してたのになんで急に落語の話を始めたのかというと、江戸っ子はナイフの事も「ネェフ」とでも言うのだろうか、と漠然と思ったからにすぎない。
「霜月十日がテメエの誕生日だったもんだからよぉ、テメエにご褒美をってんでネエフを買ったんだよ、ネエフを。舶来モンの丈夫なヤツでよぉ。こらぁ長持ちしそうだぜぇ。大事(でえじ)に使ってやろうと思ってるんだよ。」
おあとがよろしいようで。
