店をリニューアルしたのだが主に調理場の方をリニューアルしたため、客席はあまり変わっていない。ので、あまり大々的に「リニューアルオープン」みたいな事を言った所で「え?どこが?」という安定のリアクションを頂く事請け合いなので、大々的には、言わない。プチ改装とでも言っておこうか。
今回のプチ改装で大工さんの仕事を間近で見る事ができて、それはそれは楽しかった。日曜大工的な事は以前から好きで簡素な棚を作ったりした事はあったのだが、やはりプロの仕事は格が違う。ネジを打った所は全部ダボで埋めて見えないようにしたりとか、超イレギュラーな形に合わせてステンレスの板金をキレイに貼ってくれたりとか、とにかく見てて感動した。
これは私も何かを作らねばと触発されて安いベニヤを買い込んで本棚を作ってみた。
完成したモノを見た妻の第一声は「なんかショボい」だった。
まあ言われてみれば確かになんかガタガタするし隙間が所々あいてるし、このまま使ってても一週間くらいでバラバラになりそうな予感しかしない。
これは後々わかった事なのだが、本棚を作るのに釘で作るバカは居ないようだ。ちゃんとネジで組み立てなさいとの事らしい。
というわけで破壊。
材木も安っぽすぎたので改めてもう少しマシなものを購入し、今度は木ネジでしっかりと組み上げる。細かい寸法やネジを打つ場所もちゃんと計算した。材木を買う時にホームセンターのおじさんが、本棚作るんなら木目の向きも大事だよ(向きによって重さがかかると曲がっちゃったりしやすい)とおっしゃってたので、そのように。
いやー、まず安定感が違いますな。ガタつきもほぼ無い。安心して本をたくさん入れる事ができそうだ。蒼太の包丁全巻で埋め尽くしたいくらいだ。
まあアレですね。最初っから材料代をケチったり面倒くさがらないで、ちゃんとやれって事ですね。
P.S.
破壊した棚は壁付きのタオル棚にreBornしました。